食草園

生きものたち
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前々から構想はあったのですが、2月になってからぶながやっ子ハウスに食草園を作り始めました。

 

食草園

大宜味の村蝶にはコノハチョウツマベニチョウの2種類が指定されています。(蝶ではなく蝶々だ、と言うことで2種類にしたそうです。) 村蝶を2種類指定したくなるほど、大宜味には多くの種類のチョウがいます。沖縄県の天然記念物であるコノハチョウフタオチョウを見ることができますし、日本最大のオオゴマダラ、近頃では珍しくなってしまったミカドアゲハもいます。県外からチョウたちを見に来る方々もいます。
ところが、大宜味の子どもたちはそのことをあまり詳しくは知りません。こんなに身近に豊かな自然があるのにいろいろな意味でもったいないと思います。また、子どもたちの能力や特性を伸ばすためには、とくに幼い頃から自然や生き物に慣れ親しんでおくことが重要です。身近にこんなに豊かな自然があるのに、それを活用しない手はありません。
ぶながやっ子ハウスに食草を植えておけば、子どもたちが普段からチョウたちを見ることができるようになるでしょう。強制されなくても、チョウが成長していく様子を子どもたちは興味深く観察するように様になるでしょう。子どもたちは、チョウたちから多くのことを学びながら、様々な能力や特性を伸ばしてくれるでしょう。
 

食草第1号のツルモウリンカ

 

市田先生と岡部さん

ぶながやっ子ハウスに食草園を作るには大きな問題がありました。ぶながやっ子ハウスは埋め立て地に建っているので、土壌が悪いのです。元々の土がやせている上に、砂利や小石がたくさん入っています。多くの食草を育てるには土の入れ替えが必要なのです。しかし、土を入れ替えるには多くの予算も必要ですし、人手や機械も必要です。当初は鉢植えやプランターを使うしかないかな、と考えていました。
大宜味には、何十年も前から喜如嘉小学校の子どもたちに野鳥観察を指導し、統合してからも大宜味小学校の子どもたちにチョウの観察を指導されていた市田先生ご夫妻がいらっしゃいます。ご縁があって、ぶながやっ子ハウスも何度も市田先生のお世話になっています。市田先生のお知り合いに、有名な元騎手の岡部幸雄さんがいらっしゃいます。市田先生が食草園の話をして頂いたところ、岡部さんが食草園づくりに協力して頂けることになりました。本当にありがたいお話です。2月半ばから少しずつ作業を始めて頂いて、先週、初めての食草の植え付けが完了しました。今は、朝夕に子どもたちが水やりをしています。これからも少しずつ食草を増やしていきたいものです。

 

02/21 岡部さんが子どもたちと一緒に作業してくれました
02/27 市田先生夫妻が植え付け作業のために来てくださいました。

食草第1号は辺土名高校からもらってきたツルモウリンカです。02/21に植え付けてから、毎朝毎夕欠かさず水やりをしていました。日曜日の朝には市田先生夫妻も水やりに来てくださいました。
どうやらもらってきたときにもう卵がついていたようで、今日でちょうど1週間たちました。今朝(02/28)、幼虫第1号(リュウキュウアサギマダラ)を発見しました。いつ子どもたちが見つけてくれるか、楽しみです。

 02/28 幼虫第1号(リュウキュウアサギマダラ)発見!
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