「できる子」の親がしている70の習慣
出版社:日本経済新聞出版 発売日 : 2005/9/1 著 者:七田 真 |
作者は、全国に数百カ所もある「七田式」幼児教育で有名です。幼児教育とはどんなもので、何故大切なのかがよくわかる本です。お子さんが生まれたら、是非とも読んでおきたい一冊です。右脳教育や英語教育に関する部分には疑問を感じるところも多いのですが、それを差し引いても是非読んでいただきたい本です。
yamaは、大学受験や就職活動、婚活、その他諸々のことが、実は、乳児の頃から始まっていると考えています。近頃になってようやく、愛着などの言葉がひろく知られるようになりましたが、子どもがまだ幼い頃の親の何気ない一言や表情が、子どもの一生を決めてしまうこともたくさんあるのです。子どもに影響しない子育て、親の価値観を押しつけない子育て、などあり得ませんし、けしてあってはならないと思います。どうせ、影響を与えてしまうのなら、それから逃げないで、できるだけよい影響を与えてやりたいものです。
「子育てや教育には金がかかる」、「教育格差は経済格差が原因」などと考えて、子どもの教育や子育てを途中で諦めてしまわないでください。幼児教育にはとても手間暇がかかりますが、お金はほとんどかかりません。お金や時間に余裕がなければないほど、子どもが幼いうちに手間暇かけてやるべきなのです。そして、その方が、塾や習い事教室などに金を出して預けるより図って効果が高いのです。