今日は大宜味村の産業まつりに出かけてみました。
第31回 大宜味村 産業まつり
毎年、ぶながやっ子ハウスでは、産業まつりの見学に出かけることにしています。会場では、喜友名牧場のふれあい体験やサトウキビの搾汁体験など、様々な体験コーナーがありました。他にも大宜味村の農作物やミーバイだけでなく、宮城県のカキやホタテなどの食べ物もたくさん出展されていました。
わじゃキッズ
今回のお目当ては「わじゃキッズ」でした。「わじゃ」とは「仕事」を意味する沖縄の方言です。大宜味村内の事業者が、普段はそれぞれどんな仕事をしているか、簡単な体験を通してわかりやすく教えてくれるコーナーです。今回はみんな、塩屋電気さんの配線体験に参加しました。
始めに説明と注意を聞いてから実際に配線します。みんな、うまく配線することができたようです。スイッチを入れたら電灯が光りました。電灯が光った瞬間、みんな「うわっ」と声を出して驚いていました。体験の後で500シー(産業会場だけで使えるお金)のお給料までもらえて子どもたちは大喜びでした。
体験の重要性
かのアインシュタインは、
「Information is not knowledge. The only source of knowledge is experience.」
(情報は知識ではない(知識にはならない)。知識のたった一つの源は体験である。)
と言ったそうです。
「情報をただ収集し蓄積しているだけでは、知識に結び付かない。 経験を積み重ねることで、はじめて知識を得ることができる」と言うことだそうです。言いかえれば、「書物などを通して得た知識はただの情報でしかなく、体験の中で得た知識こそが本物の知識である」と言うことになるのでしょうか。この言葉は、とくに幼い子どもたちによく当てはまると思います。言語や論理を充分に理解・習得できていない子どもたちに、書物などを通して知識や技術を教えても、その多くは身にはつきません。それどころか、逆に言語や論理の習得や発達を阻害することすらあり得ます。だからこそ、ぶながやっ子ハウスでは子どもたちに様々な体験をさせてやりたいと考えています。