ぶながやっ子ハウスは、大宜味村の放課後児童健全育成事業を受託した(一社)喜如嘉山学校が運営しています。(一社)喜如嘉山学校は大宜味村の全ての子どもたちの健全育成を目指して活動する団体です。
ぶながやっ子ハウスが目差す放課後児童健全育成
健全育成とは、「子どもたちを、全(すべ)てにおいて健(すこ)やかであるように、立派に大きく育(そだ)てること」です。
親子の時間
ぶながやっ子ハウスでは、子どもたちの健全育成に何よりも必要なのは、家庭でゆったりと過ごす親子の時間であると考えています。ですから、家庭でゆったりと過ごす親子の時間を確保することが、ぶながやっ子ハウスの大きな目標の一つです。
ところが、ぶながやっ子ハウスを利用する子どもたち養育者は、仕事のために放課後の子どもたちと過ごすことが難しい方ばかりです。夕方に子どもたちを迎えてから、夕食の準備やお風呂、翌日の準備など、慌ただしくしなければなりません。そんな中で、ゆったりと過ごす親子の時間を取ることは簡単なことではありません。
宿題という難題
ただでさえ、時間がないのに、そこには宿題と言う難題が控えています。ぶながやっ子ハウスを開設する際に、多く養育者の方々からお話を伺ったところ、「最も困っているのが宿題である」とのことでした。そこでぶながやっ子ハウスでは、ゆったりとして過ごす親子の時間を確保するために、学校の宿題を終わらせてから子どもたちを帰宅させることにしています。
中には、「学校の宿題や『勉強』が何の役に立つのか」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
ぶながやっ子ハウスは、宿題などの「勉強」は子どもたちにとっての義務だと考えています。
大人になれば、嫌なことや辛いことでも我慢してやり遂げなければならないこと、から逃げることはできません。宿題や「勉強」はそのための準備、粘り強さやしなやかさを身につける練習だと考えています。子どもたちの健全育成では、宿題や「勉強」で何を学ぶか、よりも、どの様に学ぶか、が重要なのです。
愛着と非認知能力
子どもたちの健全育成において、愛着と非認知能力を忘れることはできません。
愛着とは、子どもが養育者などと築く安心感の絆のことです。人間関係や様々な非認知能力に影響すると考えられています。
非認知能力とは、数値では測りにくいが、将来的な成功や幸福に影響を与える力のことです。子どもたちの様々な特性や姿勢などにも大きな影響を与えると考えられています。
家庭で子どもたちとの愛着や非認知能力を育てるために欠かせないのが、親子の会話や親子の共通体験です。どちらも、ゆったりと過ごす親子の時間がなければ実現できません。ぶながやっ子ハウスから帰ってきたなら、子どもたちはすでに、しなければならないこと、するべきことを済ませています。ですから、少しでも時間があれば、子どもたちと一緒に過ごしてください。一緒に同じ映画を見たり、散歩したり、買い物に出かけたり、、、。何でも構いません。親子で会話をしながら、同じ時間と場所を過ごしてください。そんな時間が多ければ多いほど、子どもたちの将来を明るくしてくれるのです。
2026年4月